ハゼ折り装置
搬送システムや折り曲げ成形、潰しローラーによる圧接など、各工程の管理を自動化し、製造効率を高めていきます。
SYSTEM ダイレックのハゼ折り装置制御システム
ハゼ折りにおけるすべての工程をPLCによる自動制御で行うことで、一貫した品質と効率を確保することが可能です。安全機能や定期メンテナンス通知機能も搭載していますので、長期間にわたり安定的な運用を叶えることができます。
SOLUTION 解決
【搬送システム】
左右から1枚ずつ、薄い長方形の鉄板を搬送するシステムを搭載しています。搬送装置には精密なセンサーが設置されていますので、鉄板の位置を正確に検知することができます。
【折り曲げ成形】
搬送された鉄板を成形装置に送り込み、鉄板を折り曲げてハゼを成形します。PLCにより素材と成形装置の位置を正しく制御することで、高品質な成形が可能になります。
【潰しローラーによる圧接】
鉄板のハゼ部分を潰しローラーによって圧接し、2枚の板を1枚に結合します。均一な結合を行うため、PLCがローラーの圧力を精密に制御しています。
【搬送と反転機構】
結合された板は、反転位置まで搬送されます。積み上げられた板が傾かないように反転機構が組み込まれていますので、荷崩れが起きる心配がありません。
【取り出し位置】
反転された板はフォークリフトによって取り出され、次の工程に搬送されます。取り出し位置はセンサーで管理されているため、板の正確な位置を確認することができます。
【自動制御】
すべての工程はPLCによって自動制御されており、手動操作が必要ありません。人為的なトラブルやミスが発生することなく、高品質な生産を安定的に行うことができます。
【安全機能】
異常が発生した際は、自動的にシステムの運転が停止されます。事故や故障を未然に防ぎ、安全性を確保することが可能です。
【定期メンテナンス通知】
定期的なメンテナンス時期を、システムが通知します。これによりハゼ折り装置と搬送システムの長寿命化と、安定的な運用を叶えることができます。